1号棟は現在、断熱材である「エアクララ」の吹付工事を行っています。ウレタン系現場発泡スプレー方式の断熱材であり、断熱と気密を同時に実現し、難燃性、吸震性をも合わせ持つファース工法の肝になる部分です。

家の住宅性能を知るには、室外機の数をご覧ください。エコタウンの住宅は全てHEAT20 G2グレードをクリアしています。室外機は、エコキュート用が１台とエアコン用2台分の合計3台しかありません。

エコタウンに住まわれる方専用の遊歩道を順次整備していますが、その脇には木を植えています。高木と低木を組み合わせ、あたかも公園の中に住宅がある、そんな風景になります。 

山形エコタウン前明石の学区内小学校は、山形市で最も児童数の多い人気校の山形市立南沼原小学校ですが、現在校舎の改築に向けて計画が進んでいます。PFI方式（公共施設等の建設、維持管理及び運営に、民間の資金とノウハウを活用する方式）で今後建設する予定ですので、今以上に恵まれた環境で子供たちが学ぶことができます。通学距離は約900ｍで、学校までは平坦な道のりです。

エコハウスの先進地、岩手県紫波町の企画総務部長 兼 政策統括監 会計管理者 高橋堅 様を始めとする総勢7名の町役場の皆様が、山形エコタウン前明石の視察にお越しいただきました。説明していただいているのが、東北芸術工科大学 竹内昌義 教授です。全体のコンセプトをご説明いただいた後、「土間のある家」、「吹抜けのある家」、「デッキテラスのある家」をそれぞれ見学していただきました。